約 1,354,802 件
https://w.atwiki.jp/katayama/pages/12.html
【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150541908/ タイトル 傾向 作者 備考 『夜を這うもの』 雪姫×ジュウ 伊南屋 電波 完結 1スレ64 64 電波 小ネタ 純愛ルートAパート 雪姫×ジュウ 伊南屋 電波 1スレ97 97 電波 小ネタ 「電波的な彼女 ~ 幸運ゲーム エピローグ ~」 牛男 電波 1スレ128 128 電波 107を受けての繋ぎの小ネタ 1スレ137 143 電波 小ネタ ハーレムルート第一弾「雨の場合」 雨・光×ジュウ 伊南屋 電波 ハーレム 完結 ジュウ×藤嶋 ジュウ×藤嶋 前世はきっとナマケモノ 電波 Ifで、事件で藤嶋が生存していた場合 『巷に雨の降る如く』 143 電波 1スレ225 225 電波 小ネタ 1スレ235 235 紅 小ネタ 1スレ238 143 紅 小ネタ 保守とネタふり 250 紅 小ネタ 1スレ261 261 紅 小ネタ 250の続き 1スレ270 261 紅 小ネタ 261の続き 1スレ275 275 紅 小ネタ 1スレ282 282 紅 小ネタ 1スレ286 伊南屋 電波 ハーレム 完結 1スレ298 298 紅 小ネタ 1スレ343 343 電波 小ネタ 1スレ350 350 紅 銀子 非エロ 『紅・外伝~銀(しろがね)~』 銀子 伊南屋 紅 1スレ369 伊南屋 紅 完結 1スレ397 夕乃 伊南屋 紅 完結 1スレ423 夕乃 伊南屋 紅 1スレ431 光 伊南屋 電波 『レディオ・ヘッド リンカーネイション』 伊南屋 雨が語った前世の話という設定 完結 1スレ477 477 電波 小ネタ 『HAPPY(is the)END』 一子 伊南屋 電波 完結 1スレ496 ジュウ×円 497 電波 小ネタ 紅・異伝『宵闇』 紫 伊南屋 紅 『電波的な彼女と彼女』 伊南屋 電波 TS 1スレ583 583 電波 小ネタ 1スレ628 夕乃 伊南屋 紅 クリスマスネタ 1スレ645 夕乃 伊南屋 電波 紅 大晦日ネタ 新年会ネタ 『常識を破るモノ』 651 電波的な彼女世界でのクロスオーバー的な何か 1スレ680 680 電波 小ネタ 1スレ682 紫 伊南屋 紅 1スレ741 光 741 電波 小ネタ 1スレ761 光 761 電波 小ネタ
https://w.atwiki.jp/coharu/pages/547.html
作者別保管庫 括弧内の数字は作品数、作品の多い順に掲載。 1作品の方は作品数を省略しております。 この野郎氏 (138) 久留里氏 (33) 黒い人氏(24) ぶつ切り氏(23) ぬしかさ氏(13) 系氏(10) 4-149氏(8) 8.1-896氏(8) 10-664氏(8) 2-287氏(7) ◆yuRiYuRiyE氏(7) 9-779氏(6) mk氏(6) 海産物の人氏(6) 2-172氏(5) 8.1-503氏(5) 10-071氏(5) 11-541氏(5) 4989氏(5) 1-544氏(4) 1-959氏(4) 3-963氏(4) 8.1-395氏(4) 1-798氏(3) 2-847氏(3) 4-106氏(3) 4-360氏(3) 8.1-858氏(3) 10-776氏(3) 11-636氏(3) FMAM氏(3) 青十郎氏(3) 青太郎氏(3) スネーク氏(3) プレーンヨーグル氏(3) ◆cboFLV.7rc氏(3) ◆954/z7MI/s氏(3) 1-824氏(2) 1-914氏(2) 5-043氏(2) 8.1-829氏(2) 9-080氏(2) 9-641氏(2) 10-736氏(2) メリー氏(2) つれられ氏(2) 変態公氏(2) ◆bi8/V/6HZA氏(2) ◆KURT3fTko2氏(2) 作者別 保管庫
https://w.atwiki.jp/katayama/pages/57.html
【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 2冊目 http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171037946/ タイトル 傾向 作者 備考 『常識を破るモノ』 1スレ651 電波的な彼女世界でのクロスオーバー的な何か 2スレ12 12 電波 小ネタ 2スレ17 17 電波 バレンタインネタ 2スレ20 伊南屋 電波 バレンタインネタ 2スレ48 47 電波 きんいろ 70 電波 2スレ76 76 電波 小ネタ 『レディオ・ヘッド リンカーネイション』 伊南屋 雨が語った前世の話という設定 完結 先天的女体化ジュウ様 98 電波 TS 2スレ164 164 電波 小ネタ 2スレ171 171 電波 小ネタ 2スレ175 175 電波 小ネタ 2スレ249 249 電波 小ネタ 2スレ255 255 電波 小ネタ 2スレ266 魔茶 電波 小ネタ 2スレ291 魔茶 電波 七夕ネタ 2スレ298 298 電波 小ネタ 2スレ310 魔茶 電波 小ネタ アルバイタージュウ 魔茶 電波 2スレ373 夕乃 373 紅 小ネタ 2スレ382 382 電波 小ネタ 2スレ384 384 電波 小ネタ 光ちゃん妄想劇場 390 電波 小ネタ 2スレ434 伊南屋 紅 小ネタ 2スレ483 483 紅 小ネタ 新刊発売記念(夕乃編) 489 紅 小ネタ 新刊発売記念(銀子編) 489 紅 小ネタ 2スレ512 512 電波 小ネタ 510に捧ぐ 518 紅 小ネタ 雨のジュウ様監視もとい観察日記 525 電波 小ネタ 闇絵さんと晩ご飯 闇絵さんシリーズ 550 紅 小ネタ 闇絵さんとタバコ 闇絵さんシリーズ 550 紅 小ネタ 2スレ570 570 電波 小ネタ 闇絵さんと猫 闇絵さんシリーズ 550 紅 小ネタ 除夜ネタ 593 594 電波 小ネタ 闇絵さんと黒い服 闇絵さんシリーズ 550 紅 小ネタ 2スレ614 614 電波 小ネタ 「彼と彼女の非日常」 伊南屋 電波 続きもの 「彼と彼女の非日常」 2 伊南屋 電波 完結 闇絵さんと雨の夜 闇絵さんシリーズ 550 紅 小ネタ 2スレ654 654 紅 小ネタ 『Radio head Reincarnation~黒い魔女と紅い魔女~』 伊南屋 RR本編より約1ヶ月後のお話 『Radio head Reincarnation~黒い魔女と紅い魔女~』 2 伊南屋 完結 光さんのお正月 665 電波 小ネタ 闇絵さんとお買い物 闇絵さんシリーズ 550 紅 小ネタ 闇絵さんと紅香さん 闇絵さんシリーズ 550 紅 小ネタ 闇絵さんとお手紙 闇絵さんシリーズ 550 紅 小ネタ 闇絵さんとお昼寝 闇絵さんシリーズ 550 紅 小ネタ 闇絵さんとお酒 闇絵さんシリーズ 550 紅 小ネタ とある少年の貞操にまつわる会話 770 紅 小ネタ 2スレ778 778 電波 小ネタ 2スレ784 伊南屋 電波 BADエンドネタ 2スレ810 810 電波 小ネタ 2スレ827 827 電波 小ネタ 2スレ870 870 紅 小ネタ 2スレ873 873 電波 小ネタ 2スレ888 827 電波 小ネタ 827の続き .
https://w.atwiki.jp/sogakai/pages/4.html
保管庫の使い方 ※注意事項※ 当保管庫で保管する会話画像は二次画像のみです→三次画像は保管対象外です 期間を限定して、その期間内にアップされた画像を一つのページにまとめます→現在は第一期(1st)です【2012.10.01~】 画像の保管手順 保管して欲しい画像をアップローダーにアップして下さい アップローダーにアップされた画像を管理人が定期的に確認し、需要が有りそうだと判断した画像を保管庫に保管していきます ※必ずしも保管して欲しい画像が保管されるとは限りません ※三次画像は問答無用で保管対象から除外されます 関連リンク アップローダー 画像の引用について 二次元裏(虹裏may)の「画像で会話しよう」スレで使用する限りに於いてご自由にご利用して頂いて構いません それ以外での引用のために利用するのはおやめ下さい
https://w.atwiki.jp/tea42/pages/29.html
画像保管
https://w.atwiki.jp/kannnaduki-no-miko/pages/61.html
神無月の巫女 エロ総合投下もの リレーSS   「千歌音ちゃん、私のことホントに好き?」 「もちろんよ。愛してるわ、姫子」 「じゃあ、私のお願い聞いてくれる?」 「姫子の為だったら何でもするわ」 「えっと、それなら次のデートの時パンツはかないで来て欲しいんだけど」 「えっ・・・」 「やっぱり千歌音ちゃんは、私のお願い聞いてくれないんだね・・・グスッ」 「え、あ、いや違うのよ姫子。わかったわ、次のデートの時はパ・・・下着を 付けずに行ってあげるから泣かないで、ね」 「グスッ・・・ホントに?」 「ええ、約束するから泣かないで姫子」 「うん、ありがと千歌音ちゃん(チョロいもんね)」 (たっぷり数十分視姦して後) 「千歌音ちゃん、お待たせ!ごめんね、遅れちゃって」 待ち合わせの時間から数十分後、息を切らせて走ってきた姫子は、肩で息をしながら謝った。 「姫子……いいえ、大丈夫。私も今、少し遅れて来たところよ」 「千歌音ちゃん…その、穿かないできてくれた?」 「え、ええ…」 小声で答える千歌音の頬が羞恥にほんのりと染まる。姫子との約束を、たとえそれが無茶な物で あったとしても千歌音が破るはずがない。指定通りミニスカートのカジュアルスーツだ。 「本当?」 と、姫子が千歌音の腰に手を回した。 「あ…っ!ほ、本当よ」 ぴったりしたスカートの上から、千歌音の腰から腿までを撫で下ろして、撫で上げて。 下着の感触がない事を確認すると、姫子は嬉しそうに笑った。 「うん。ありがとう、千歌音ちゃん。凄く嬉しい」 「あの、ね…姫子。どうして」 「さ!遅くなっちゃったから、急がなきゃ。映画はもう無理だし…千歌音ちゃんどこ行きたい?」 そして N O 下 着 でモジモジしちゃう千歌音ちゃんの羞恥プレイデートがはじまります 「そ、そうね、とりあえず喫茶店にでも行って、少し落ち着きたいわ。」 「うん、私も走ってきたからのど乾いちゃった。じゃあそうしよ。」 しかし、スカートの裾を気にする千歌音の右手を取って姫子が向かったのは、通り沿いにある オープンカフェだった。 「姫子、あの、ここにするの?」 「千歌音ちゃん、ここじゃ嫌なの?」 「いえ、別にそういう訳じゃないんだけど...。」 「じゃあここにいいよね。」 そう言って一番通りに近い席に行くと、姫子は通りを背にする方の椅子に腰掛けた。 「あの、姫子、悪いんだけど、席変わってもらえないかしら。」 「そっちの方が眺めがいいかなって思ったんだけど、嫌だったのかな。」 子犬のように上目遣いで見つめる姫子に弱い千歌音は、渋々奥の席に座った。 バッグを膝の上に置き、それを両手でぎゅっと押さえていたが、道行く人全てが自分を見ている ようで、千歌音は気が気ではなかった。 ――誰も下着を穿いていないことなんて知らないはずなのに―― どうしてだろう。他人の視線がこんなにも気になるなんて。やはり、どこか変なのだろうか。 こういう事は分かってしまうものなのだろうか。 千歌音の不安をよそに、姫子はにこにこととても嬉しそうに笑っていて無邪気なものだ。 「それでね……どうしたの?千歌音ちゃん。さっきからそわそわして」 「姫子…私、どこか変なところがあるのかしら。なんだか、見られているような気がして」 姫子が一層笑みを深くして、千歌音の隣まで椅子をずらす。 「あ、姫子…」 せめて向かいに座っていてくれないと。隣では、通りから千歌音を隠す役目は果たさない。 「それはね、千歌音ちゃんが素敵だからだよ。いっつも千歌音ちゃんは綺麗で素敵だけど、 今日は一段と素敵」 頬を染めて囁きながら、千歌音の固く閉じられた膝の上に手を置く。 意識して緊張しているそこに急に触れられて、思わず身をこわばらせた。 「ん…っ」 「今日の千歌音ちゃん、すごく可愛いよ」 うっとりと姫子が囁く。隣で。耳に息がかかるくらいの近さで。 可愛い、なんて言われ慣れない言葉にどう反応して良いのか。固まっていると、姫子の手が 少しずつ腿をなぞって上にのぼってきた。膝から付け根の中間あたりで止まると、かすかに 指を滑らせて内腿を撫でる。 「姫子っ……!駄目、こんなところで」 「何が駄目なの?千歌音ちゃん」 姫子が不思議そうに首を傾げる。確かに、ぱっと見なんでもない行為だ。 周りから見たって、女の子が隣の女の子の膝に手を乗せているだけ。 でも――身体が、熱い。 ――身体が、熱い。 「はぁ・・・はぁ・・・」 千歌音は、恥ずかしさと姫子の手の感触に、赤く上気させた顔をうつむかせながら苦しげに息をする。 「千歌音ちゃん、具合悪いの?」 うつむいた千歌音を、飼い主の心配をする子犬のような顔をした姫子が覗き込む。 姫子の愛らしい仕草にさらに頬を染めながらも、心配させまいと千歌音は必死に言葉を紡ぐ。 「平気・・・だから・・・心配・・・しない、でっ・・・」 「でもこんなに真っ赤だよ」 そう言うと姫子はもう一方の手で千歌音の頬を撫でる。 上気した頬には少し冷たく、それでいて柔らかな姫子の手の感触に、千歌音はそこから溶かされるような錯覚に陥った。 「んっ・・・」 千歌音はなんとか体を捩って姫子の手から逃れようとするが、周囲の目が気になりどうしても小さく悶えることしか出来ない。 そんな千歌音を巧みに撫で続ける姫子は、唇が触れそうになるくらいまで顔を寄せて千歌音にささやく。 「ねえ、千歌音ちゃん。どうしてそんなに真っ赤になってるの?」 「そ、それは・・・」 「それは?」 「姫子の・・・」 「私の?」 「・・・て・・・手が・・・」 「手?もしかして私の手で感じちゃったの?」 姫子のストレートな表現に、千歌音は赤い顔をさらに真っ赤にさせた。 (千歌音ちゃん可愛すぎるよ) 姫子は、そんな千歌音の仕草に満足そうな笑みを浮かべ、羞恥に震える千歌音の耳にそっとささやく。 「予定繰り上げて、最後のところに行く?」 数秒の沈黙の後、千歌音は僅かにうなずいた。 特別に高級、と言うわけではないけれどけして安くはないホテルの一室。何度か利用してきた その部屋に入って扉を閉めると、ようやく千歌音は一息つくことができた。 安易にラブホテルなどに行かないのは、千歌音がどうしても嫌がるからで、それが我儘だと 言うことを知っている。 「千歌音ちゃん……」 いつものように姫子が甘い声で千歌音を抱きしめて、ベッドにゆっくりと倒れ込んだ。 そのまま、首筋に、うなじに、と熱い唇の感触。背中から回された手が、ベッドと千歌音との間に 器用に割って入って、スーツの上から胸をもみ上げる。もう片方の手が、下に降りていく。 「あんっ、や……っ、待って姫子…っ。…お湯を、使わせて頂戴」 「どうして?」 「ど、どうしてって…少し汗をかいてしまったし、汚いから」 「千歌音ちゃんの身体だもん。汚くなんてないよ。――それに、もう」 姫子の手が千歌音の腰に這わされる。内腿を丹念になぞって、次第に上へと移動していく。 「ふぁ、あ…っ。んっ、やぁっ…!」 「やっぱり」 姫子が嬉しそうに笑った。 「もう、こんなになっちゃってるよ、千歌音ちゃん。我慢できないんじゃない?」 くちゅり、と。脚の間からの水音が、いやに大きく響いていやらしかった。 「せっかくこんなに濡れてるのに、お風呂で流しちゃうなんて勿体ないよ」 「くぅ…ん、んん…っ。や…言わない、で……っ」 「今日は、いつもより凄いね…千歌音ちゃん。どうしたの?」 いつもなら、行為を始める前からこんな風になったり、乱れたりはしない。そんなにいやらしくはない。 「ぁっ……分かっている、くせに……!意地…悪ね、姫子」 ちゅく、くちゅり。水音は依然としてやまない。捲るまでもなく短いスカートに、脱がすまでもなく 存在しないショーツ。姫子の手を邪魔する物は、最初から何もなかったから。 「ね、千歌音ちゃん。どうして欲しい?私、どうしたらいい?」 耳元でくすくすと笑うその吐息さえ、昂ぶった身体には堪えられない刺激だった。 「ふぁ、あ…んっ!そんな……の、分からな……」 「千歌音ちゃん、かわい…」 いつもならこんなに乱れたりしない。……でも、多分。今日は。 今日は、最初から行為が始まっていたのだ―― 「ふぁ…あ…ぁ、姫子…っ、ん…本当にこのまま…する、の?」 半ば諦めているけれど、それでもやはり抵抗があって、喘ぎの間にようやく言葉を絞り出した。 ちゃんと朝シャワーは浴びてきたけれど、恥ずかしいのに違いはなかった。 なのに姫子は答えにならない事を言う。 「千歌音ちゃん大人っぽいから、こういう服だとキャリアウーマンみたいで格好良いよね」 姫子の指が上着を捲って、下着とブラウスの上から敏感な胸の先を撫でるように刺激する。 「――んんっ!」 堪らず背を反らせると、体重が胸にかかって一層刺激を増してしまった。 それが分かっているのかいないのか、姫子は軽く体重をかけて千歌音をベッドに押しつける ようにすると、圧迫された胸のその先端を指先で弄って絶えず刺激を加えていく。 「だめ…ぇ…!姫子、駄目……」 「ちょっと分かりにくいけど、固くなってきてるよ?――あ、こっちも」 「っく、…ふあぁ……っ!」 それまで千歌音の脚の間を上下になぞっていた姫子の指が、少し位置を下げて敏感な蕾に 軽く触れてきた。 「ね?分かる?千歌音ちゃん」 「やぁっ…ん、ん…ぅん……っ!」 指で胸の先端を揉むのに合わせるように、その敏感な突起も刺激を加えられていく。 擦られても痛みはほとんど無い。それほどまでに濡れているのだと思うと、恥ずかしかった。 くにくにと其処を指の腹で押しながら姫子がなんだか嬉しそうに、くすぐったそうに笑った。 それまで啄まれていた耳たぶをぺろりと舐め上げられて、堪らず声が出る。 「千歌音ちゃん、ドキドキしてるね。感じてくれてる?」 耳と、胸と、秘所への刺激どれに集中して良いのか。どれも快感が強すぎて集中できない。 絶えず与えられる各所への刺激に翻弄され、混乱した状態で千歌音はただシーツを掴んで 全身を震わせていた。 「そんな、こと…聞かなくても……っ」 「分からないもん。千歌音ちゃん、私鈍いからちゃんと言ってくれないと気づかないかもしれないよ。 そんなの、もうイヤだもん」 「姫子…っ」 「ね…教えて、千歌音ちゃん。声も聞かせてほしいの」 「くぅ、う、うぅ……んっ!」 姫子の顔が見えない。それが千歌音にはとても心細かった。 うなじに唇を這わせて、絶え間なく愛撫を加える姫子はいったい今どんな表情を しているのだろうか。 「姫…子っ……!分かったから、ちゃんと言うから、お願い…」 「ん…なぁに?千歌音ちゃん」 「お願い…ちゃんと、して頂戴」 千歌音の頬が羞恥で火照る。 きょとん、としたこの場にそぐわない声が、耳の後ろを刺激して、びくりとした。 「してって、何を?」 「な、何をって…。……しっかり抱いて欲しいの」 「いくらでも抱きしめてあげるよ、千歌音ちゃん」 ぎゅ、と背中から回された手が千歌音を抱きしめる。 優しくてもどかしい抱擁。それが、意地悪だと思った。 千歌音が今どんな状態か、一番分かっているのは姫子なのに。 「ん…、そうじゃなくて…っ、あっ、んん…ぅ」 「千歌音ちゃん」 言いながら姫子の指がなかを激しくかき回した。と思ったら指がいきなり引き抜かれて、 ふ、と身体が軽くなる感覚。首を回して後ろを見ると、それまで上にのし掛かってきていた 姫子は身体をどけて千歌音の足もとに移動していた。 「千歌音ちゃん、おしり上げて?」 千歌音が戸惑っていると、姫子はお腹と脚を支えて千歌音の腰を上げさせて、 其処に顔を近づけた。 「あっ…」 着衣のままベッドに俯せて腰を高く上げて、姫子の眼前に秘所を晒している。 これ以上ないくらいにいやらしい体勢に、千歌音は言葉もなく震えた。シーツを 掴む手に力が入る。爪が手のひらに食い込んで少し痛かった。 「姫子…っ、お願い、やめ…っ!――や、やぁ…あっ!あぁっ」 恐れていたとおり、姫子の唇が、舌が其処を愛撫する。 子猫がミルクを舐めるような音が間断なく響いて、同時に其処からの甘い快感が 波のように全身に伝わっていく。 抵抗しようにも膝はがくがくと震え、腕にも力が入らなくて。 「あ、ああっ…ふぁ……あ、あっ……あぁ」 時折吸い上げられる度に腰が大きく跳ねた。だんだん何も考えられなくなって、 目に映るシーツの白さだけが妙に印象的で世界の全てで。 もう、このまま――と思ったところで、ぴたりと愛撫が止んだ。 「えっ?あ……。や…」 一気に現実に引き戻される。 快楽の続きを求めている身体の疼き、苦しく喘いで呼吸する喉からの艶を含んだ 声、目を向ければ腰を高く上げた自分の姿と、秘所に顔を埋める姫子の姿。 そんなものが一気に押し寄せてきて、代わりに白い世界が遠のいていく。 それを追いたいけれど追えないもどかしさと、それまでの痴態への羞恥にただ身を 捩って悶えた。 「やぁ……っ」 「んっく…。駄目、追っつかないや。このままじゃスカート汚れちゃうね。ストッキングも…」 姫子の手が、脚の付け根を拭うように撫でる。次いで千歌音の女の子の部分にも手が 押し当てられた。 「や、やだ…っ」 「どうしよう、千歌音ちゃん」 「……っ!」 どうしたらいいのかなんて分かっているくせに。 自らの粗相を、どう処理したらいいのか訪ねられる――恥ずかしくて、涙が出そうだった。 そしてその羞恥さえ今の千歌音には昂ぶりを煽るだけで、姫子がそっと手を置いている 其処がじんじんと疼くのを感じていた。 「お、お願い、姫子…っ」 「え?」 「……服…服を、脱がせて…。…あっ!」 千歌音がかろうじて声を絞り出すと、肩を支えられていきなり仰向けにひっくり返された。 その上に姫子が覆い被さってくる。部屋に入ってからようやくまともに見る事が出来た 姫子の顔には、満面の笑みが浮かんでいた。 こんな事をしていながら、いつも姫子が千歌音に見せる純粋で汚れのない、この上なく 嬉しそうな笑顔。 それになんだか言いようのない安堵を感じながらも、恥ずかしくて視線をそらす。 「今日の千歌音ちゃん、すっごく可愛い」 そんな笑顔でそんなことを言うなんて。 やはり、今日の姫子はどこまでも意地悪だった。 頭を抱え込むように首に回された千歌音の手が、震えているのを感じる。 首筋にキスを落として姫子の徴をつけて回りながら、しなやかな脚に手を這わせた。 オーバーニーの薄いストッキングを、そろそろと焦らすようにずらして脱がせていく。 「あー、やっぱりもう少し濡れちゃってる。あとで洗ってあげるね、千歌音ちゃん」 「……っ」 困ったように恥ずかしげに顔を背ける千歌音に微笑んで、スカートに手を掛けて ずらしていく。今日は待ってとは言われない。 「姫子…早く…っ」 「…え?なぁに、千歌音ちゃん。催促?」 泣き出してしまいそうな千歌音の額にキスを一つ。改めてスカートに手を掛けて、 お腹の方に捲り上げた。 千歌音がきょとんとした顔をしてこちらを見上げてくる。緩みっぱなしの頬が、一層 緩んでしまうのが分かる。 ――本当に、可愛い。 「姫子?」 次にブラウスのボタンに手を掛けた。前を大きくはだけさせると、浮かせてもらった 背に手を回して下着のホックを外す。圧迫から解放された膨らみが豊かに揺れた。 「好きだよ、千歌音ちゃん…」 「あっ、姫子…っ!」 鼻先で下着を上にずらしながら、形の良い膨らみのふもとから頂へと向かって 唇を勧めていく。 「ぅん、ん……あは、千歌音ちゃん、ここ」 「きゃんっ」 姫子の唇が先端の赤く熟れた果実を啄むと、千歌音の身体が跳ねて口からは 可愛い声が漏れた。 「千歌音ちゃん、可愛く尖っちゃってるね」 ちゅ、と口づけて、吸い上げる。固く熟れたその実を味わうように唇で舌で愛撫する。 千歌音が興奮している。いつもより、ずっと敏感に感じてくれているのが、嬉しくて。 「ん…、大好き……」 「やぁぁっ…駄目、姫子…っ」 「駄目なの?じゃあ、もう今日は何もしない方が良い?身体、辛い…のかな、千歌音ちゃん」 唇を離して、濡れた先端に息を吹きかけると、千歌音の身体がびくりと反応して、可愛かった。 意地悪なのは分かっているけれど、今日は千歌音に全て晒け出して欲しかったから。 言葉にして欲しい。態度にして欲しい。 「そうじゃなくて…」 「そうじゃないって…じゃあ、して欲しいの?」 「…っ。その前に、服を…服を、ちゃんと…」 お腹まで捲り上げられて秘所を完全に露出させているスカートに、半ばまで脱がされて 肩に引っかかっているブラウスとジャケット。 全裸で居るよりずっと刺激的で、淫らな光景だった。 千歌音もそれが恥ずかしいのだろう。必死に顔を背けて目を瞑っている。 そんな可愛らしい反応をして、それが姫子をもっと煽るものだとは気づいていないらしい。 「脱がせて、なんて。今日は積極的だね、千歌音ちゃん」 そうさせているのは自分。それが、堪らなく姫子には嬉しかった。 千歌音の痴態も、乱れも、全て姫子がもたらしたものだから。 「でも、全部脱いじゃったら勿体ないよ。 せっかく今日はこんなに格好良い服着てくれてるんだもん。もっと見ていたいな…」 鎖骨から肩へと指を滑らせて、ブラウスをはだけさせていく。 空いた手はやわやわと胸を包み込んで、千歌音の身体の熱が収まらないように 刺激を加えていく。 「…っ、あ……!や、ぁ…っ、姫子…お願い、姫子…っ!」 潤んだ目で見上げてくる千歌音に、いつもより余裕のないその様子に、背筋が ゾクゾクした。全身が熱くなって頬が紅潮してきているのが分かる。 自分が触られているわけでもないのに感じる快感。 ――いけない。ちょっと、癖になりそうかも…。 「ね、もっとたくさん…色んな千歌音ちゃんを見せて。 どんな千歌音ちゃんも、私…大好きだよ」 だって、こんな千歌音は姫子にしか見られない。 他の誰にも見せる気は無い。絶対に見せてあげない。一生。 「ひめ…こ……あ、…ぅん、んん…っ」 姫子の手が胸を、背中をと愛撫するのにあわせて千歌音の声が揺れる。 白い身体が震える。 こんなに感じているのに、それでもまだ千歌音は左右に首を振っていて、 その抵抗する様が健気でもあった。 征服欲と、独占欲。 いつも千歌音は『みんなの千歌音』で、姫子一人のものにはならないから。 千歌音の心が姫子の方だけを向いてくれていると、分かっているのに嫉妬してしまう。 ――ごめんね、千歌音ちゃん。 姫子は心中で千歌音に詫びて、裏腹に手は千歌音の身体を、膨らんだ芯を責め立てた。 次第に千歌音は抵抗を忘れて姫子に縋るようになる。 「あぁ…っ、姫子…ひ、めこ……ぉっ」 全てが姫子ひとりのものであったら良いのに、なんて我儘。 想いが通じる前は、ただ側に居られるだけで嬉しくて、満足だったのに。 「姫子…服…っ」 「ずいぶんとこだわるね、千歌音ちゃん」 なんだか可笑しくてくすくすと笑う。生真面目な千歌音の性格が、こんなところにも あらわれていて面白い。 「でも、後でね。次の時はちゃんと脱がしてあげるから…」 そのまま続けようとすると、千歌音が激しく首を左右に振って、精一杯に言葉を搾り出した。 「…っ!いやぁ…姫子……怖、いっ…!」 ――怖い? 意外な言葉。 嫌悪でも羞恥でもなく――それも確かにあるのだろうとは思うけれど――恐怖。 「あ…千歌音ちゃん?」 肩で息をして荒く喘ぎながら、時折しゃくりあげるように喉をひくつかせている千歌音を、 驚いて見下ろす。 沢山意地悪をしてしまったし、もっとしようと思っていたけれど。 それは千歌音を感じさせたいがためで。 怖がらせるつもりなんて、本当に泣かせるつもりなんて、無かったのに。 「ごめんね…そんなに嫌だった?やりすぎちゃった?何か痛かった?」 「っく…、ふぅ…っ。お願い、姫子、服を脱がせて…っ」 「服…?服を着てするの、そんなに嫌だったの?汚れちゃうから?」 まさか千歌音がそこまで潔癖だとは思っていなかった。 ただ、姫子は千歌音の恥じ入る顔が見たかっただけなのに。 我欲で泣かせてしまった事に対する罪悪感に姫子が顔を歪めると、千歌音は 喘ぎとしゃくりあげるような嗚咽の合間に首を横に振った。 「ちがう…怖い、の……だって…っ」 「…怖い?服を着てるのが?」 千歌音が涙をわずかに流しながら、言葉を紡ぐ。 「姫子が…姫子の肌が感じられないもの…抱きしめて貰っても、いつもと違うのだもの」 「千歌音ちゃん」 言葉に、鋭く胸を突かれた。 「私…姫子の肌しか知らない。こんな風にする時は、いつも姫子が暖かくて、 触れ合っていられて、それが嬉しかったのに。当たり前だったのに、なのに」 「千歌音ちゃん」 「んっ…!」 唇を塞いだ。もしかしたら、今日は初めてのキスになるのかも知れない。 不安そうにしている千歌音が可愛くて、ずっと焦らしていたから。 唇も肌も重ねなかったから。 「千歌音ちゃん…」 結局今日もいつもと同じように千歌音を抱くのだと少し残念に思う。 せっかく色々考えてきたのに。 しかし、またそれが嬉しくもあった。 いつものこの行為を千歌音がどう感じているのか聞くことができて、それはきっと 千歌音の善がる姿を堪能するより、ずっと姫子にとって重要なことだったのだ、と思うから。 「姫子…」 「愛してるよ、千歌音ちゃん」 今、他に、何を言うことがあるだろう。 高まっていく。 千歌音の声が、快楽が、心が、限界まで高まっていくのを感じる。 秘裂と芯を刺激している指で、胸を揉みしだく手のひらで、しがみつかれた裸の背中で。 千歌音の敏感な肉芽を優しく転がすと、身体が震えて息が漏れた。 高まれば高まるほど、千歌音の声は細く甘く澄んでいく。 可愛くて、そして愛しい。 口付けと嬌声の合間に繰り返される『姫子』の名前が、だんだんとその頻度を増していく。 名を呼ばれるたびに、姫子のなかのちっぽけな嫉妬と寂しさが、埋められていくのを感じた。 元から、何も無かったかのように。 ただ充足感と感動、そして果てることのないとさえ思える愛情と欲望が姫子を今日も支配する。 いつもと同じ。 でも、ちょっとだけ違うのは、嬉しいことに千歌音が積極的だという事だろうか。 「姫子…お願い…もう…っ。…なか…に、きて…」 いつもなら絶対言ってくれないような事を、今日は余裕無く口にする。 「やっぱり中がいいの?千歌音ちゃん」 少し意地悪して、わざわざ聞いてみる。 いつもこう。千歌音は一番感じるところは別にある。けれども、そこへの愛撫だけでは 達しない。中に入れるまでは達してしまうのを抑えているようにさえ見える。 「ん…」 シーツまで濡らすほどに溢れた蜜は、秘裂の浅瀬をなぞるまでもなく確認できる。 中に入れるのに何の問題も無い量だ。 ちゅく、と淫靡な音をたてて姫子の指が二本、収縮を繰り返す秘裂に埋没した。 「ふぁ、あぁぁぁっ……!!」 啼き声と共に千歌音の背が反る。胸と腹を姫子にぶつけて、そのまま強くしがみついた。 爪を立ててしまわないように握りこんでいる手の形が愛しい。 露になった白い喉に唇を這わせて、柔らかく食んだ。 「あぅ…っ」 舌に感じる肌と汗の味。それを、美味しいと思う。滑らかな肌の上を唇でたどって、 耳をそっと啄ばんだ。 柔らかな胸を揉みながら、秘裂に根元まで埋めた指を折り曲げて、上壁をかるく揉む。 膨らんでいるのが感じられるそこを、優しく緩急をつけながら愛撫する。 「あ、はぁっ…あっ、んん……っ」 潤んだ目から自然に流れる涙を唇でぬぐってまぶたにキスを落とす。 開かれた目は茫洋としていて、こちらを向いているのに視線が合わなかった。 千歌音の秘所から、淫靡な水音が高く響く。それさえ掻き消して唇は甘い声を紡ぎだす。 千歌音が、強く姫子を引き寄せて肌を擦り付け、肩口に顔を埋めて泣いている。 いつもの凛々しさからは想像もできないこのいじらしい姿は、姫子しか知らないものだ。 「千歌音ちゃん…大丈夫だから、思い切り感じて…」 千歌音の腰が小刻みに揺れる。いつもなら必死で抑えるそのいやらしい所作を、 いやらしいと認識するだけの力は今の千歌音にはない。 ひときわ強く上壁と、肉芽と、胸の先端を刺激した瞬間。 「あ…あぁっ…!――ッ!!」 千歌音の全身がびくん、と大きく跳ねて、秘裂が姫子の指を痛いほどに締め付ける。 ――達した。 「千歌音ちゃん…」 全身を強張らせ痙攣させる千歌音の髪に、姫子は触れるだけのキスを贈った。 「ん……」 目覚めると、既に陽は落ちて窓の外には美しい夜景が広がっていた。 「姫子…?」 気だるさをおして起き上がると違和感があって、隣を手で探る。 やはり姫子はいなくて、急に心細く泣きたい気分になった。いつもなら、目覚めた時 必ず隣で抱きしめてくれているのに。 今日は、こんなところまで姫子は意地悪だ。 「あ、起きた?千歌音ちゃん」 「……姫子」 手に水を持って姫子が近づいてきて、ベッドに腰掛けた。 なんだか嬉しそうににこにこと笑っている。人の気も知らないで。 その笑顔に脱力して千歌音は抱えた膝に額をつけて項垂れた。 ひどく、子供っぽい格好だとは、後から気づいたのだけれども。 「居なかったから心配した?大丈夫、ちょっとフロントに電話して、明日のチェック アウトの時間延ばしてもらっただけだから」 言いながらシーツをめくって千歌音の隣に潜り込んでくる。少し冷えた素肌の感触。 なるほど確かに姫子は裸のままだから、どこにも行っていないのだろう。 千歌音が顔を上げないのをどう解釈したのか、姫子がくすくす笑いながら千歌音を 引き寄せて抱きしめた。 「千歌音ちゃんを置いてなんか、どこにも行かないから。拗ねないで、千歌音ちゃん」 「拗ねたりなんか、していないわ」 「じゃあ、どうして顔を見せてくれないの?」 「……」 ――それは。先程、あまりに… 「…もしかして、恥ずかしいのかな?気絶しちゃうくらいエッチなことしちゃったから?」 「……っ」 赤く染まっているであろう顔を見られたくなくて、姫子の肩口に額を寄せる。 くすくすと笑う姫子がやっぱり意地悪だ。 その通りだった。 今日は最初からずっと姫子のペースで進んでしまって。 いつも以上に、なんだか身体が反応してしまって。 いやらしく乱れて身も世もない声を上げてしまっていた自分の痴態を思い出す。 姫子を求めて身体を開いて。繰り返される姫子の愛撫で。 ――何度も何度も、気をやってしまった。 いったい、何回達したのだろう。それさえ分からないくらい、感じさせられてしまった。 「恥ずかしくて死んでしまいそう…」 でも、気持ち良かった。 それを認めたくない気持ちと、姫子にそれほどに愛された充足感がせめぎ合う。 「えぇっ!そんな事言っちゃ駄目だよ。……でも、そんな千歌音ちゃんが凄く可愛かった」 「…二回目の時、私、駄目って言ったのに」 気をやってしまったすぐ後は敏感なところが緊張していて、触られるのが辛いから。 痛くてむず痒くて、本当につらくて。でもそれに慣れてくると襲い来る快感は凶悪なほどに 激しくて。 なんだか、気が狂ってしまいそうだった。 「うぅ…だって、もっと千歌音ちゃんが欲しかったんだもん…」 耳元で気まずげに呟かれる言葉がこそばゆい。 「次からはやめて頂戴ね、姫子。私が駄目と言ったら本当に駄目なんだから」 「えーっ。でも、だって…っ」 「聞いてくれないのなら、私も姫子にする時うんと意地悪するわ」 「うー…っ。でも、気持ち良かったでしょ?千歌音ちゃん」 「気が狂いそうだったわ」 「えへへ」 褒めてなどいないのに、嬉しそうに姫子が笑う。まったくもう、呆れてしまう。 毒気を抜かれて怒る気なんて起きやしない。 「ね、千歌音ちゃん…今日、穿いてこなくてドキドキした?」 唐突に、姫子がそんな事を聞いてくる。 『飲んでおかないとこの後辛いから』と渡されて飲んでいた水にむせそうになって、 慌ててコップを置いた。 「…したわ。分かっているくせに意地悪ね、姫子。……どうして、あんな事?」 「私も凄くドキドキしたんだよ、千歌音ちゃん。一緒…『お揃い』、だね。嬉しいなぁ…」 うっとりと姫子が呟く。なんだかその声の調子が不思議で、千歌音は顔を上げた。 「姫子…?」 「…あのね、私、ちょっとやきもち焼いてたの。千歌音ちゃんは、 いつもみんなに囲まれているでしょ?だから、私の千歌音ちゃんなのに、って。 やっと一緒にいられるようになったのに、って。我侭だよね」 「姫子…っ、でも、私は」 言いかけた言葉は、唇に人差し指を当てて遮られた。そして姫子はなおも続ける。 すべて吐き出してしまうように。 「うん。うん…だから、凄く嬉しかった。千歌音ちゃんが言ってくれたことが、凄く嬉しかったんだよ。特別だって。私だけだって。…私の我侭、聞いてくれたのも嬉しかったけど」 千歌音の周りに人が居るのは仕方のないこと。そういう立場なのだから。 それで姫子に寂しい思いをさせることがあるかもしれないとは思っていた。 ――同時に、妬いてくれるかとも少し期待していた……のかも知れない。 まさか、こんな行動に出るとは思わなかったけれど。 「分かってた、のにね。でも、言葉で貰えて、凄く嬉しかったんだよ。だから、もう満足」 言って、本当に満足げに笑う姫子を見ていたら、堪らなくなった。 「っ、姫子…っ」 「ど、どうして泣くの?千歌音ちゃんっ?」 慌てた姫子が、間の抜けた声を出して、千歌音の背中をさする。 すぐに涙は止まったけれど、暫くは胸が詰まって声が出なかった。   ――言葉で、こんなにも幸せになれることがあるなんて。 姫子は、最中に千歌音が漏らした言葉を、嬉しかったと言う。 そして千歌音は、今姫子が打ち明けてくれたそれが嬉しかった。 多分、千歌音は姫子をもっと幸せにできる言葉を持っている。 困った顔で千歌音の肩を抱いて、何か言葉を探す姫子を横目で見る。 でもあまりに恥ずかしくて、まだ口に出す勇気がなかった。 きっと一生言えない。こんなこと。 ――私が、中に姫子の指が無いと達することができないのは。 姫子を、肌からだけじゃなく内側にも感じて、満たされていたいから。 姫子の存在を感じていないと寂しいから、なのだと。 「んと…あのね、今だからいうけど」 「ん…」 「千歌音ちゃん…私ね、千歌音ちゃんの特別と、『お揃い』が欲しかったの。 とんでもない私の我侭、聞いてくれて嬉しかった…。これも、お揃い、だったんだよ」 言いながら、姫子はサイドボードのあたりにまとめられた二人分の衣服をつまみ上げて、 軽く椅子の上に落としていった。 「えっ…?」 デザインも雰囲気も違うけれど、同じ枚数だけの衣服。 二人分のジャケット、シャツ、スカートなど。同じ枚数、だけの。 「…ね?」 「姫子ったら…」 千歌音がなんと言って良いか分からずに笑むと、姫子もなんだか妙な感じに照れ笑った。 そして千歌音に抱きついてくる。 「だから、千歌音ちゃん…今回は、今日は…良いよね?」 「やん…っ」 「次からは、アクセサリとかをお揃いで選ぶから。もう、こんな意地悪しないから」 「でも、身体を休めないと、明日…っ。…姫子、チェックアウトの時間、何時にしたの?」 姫子はなんだか気まずそうに笑って。 「明日の、夕方。だから、朝からでも十分寝る時間あるよ、千歌音ちゃん」 そのまま、千歌音の肩を押して、ベッドにそっと沈めた。 「――っ!」 抗議の言葉は、姫子の唇に飲み込まれて、届かない。 ――どうやら、二人の夜はまだはじまったばかりらしかった。
https://w.atwiki.jp/konatsuka/pages/213.html
■7スレ-ミニネタ(名無しさんを含む7スレのミニネタです) 作品保管が滞っていますのでdat落ちたスレの作品が読めなくなっています 暫定的な措置ですがdat落ちした各スレの全レスを貼付します ■各スレ全レス保管庫■(ここをクリック)
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/902.html
★クリスマス祭りSS投下作品 4-234氏 クリスマスプレゼント 8-756氏 プレゼント 7-438氏 Sugarless Day 9-299氏 蒼 9-310氏 聖夜は素直に(前編) 聖夜は素直に(後編) 2-907氏 じんぐる、べる 9-373 無題(そうじろう視点) 1-476氏 例え聖夜が終わっても 4-465氏 無題 ★クリスマス祭り画像投下作品 4-248氏 メリークリスマス 8-784氏 クリスマスイブ(4コマ漫画) 2-716氏 こなかがクリスマスカード コメントフォーム 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nekomimi-mirror/pages/131.html
画像保管庫 最終更新日 : 2008年12月22日01時10分35秒 避難所や本スレ等に投下された 【猫耳少女と召使いの物語】スレ関連の絵や地図などの画像類を集積する場所 ファイルアップロードはページ下部のメニューからどうぞ 行方不明集めてます 世界地図 大陸全体図(予想図)1 (本スレ9th-228) 大陸全体図(予想図)2 (本スレ11th-16) 大陸全体図(予想図)3 地図(絵板30/◆9DPXnINqecA氏)
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/861.html
ここは、皆様が作ったSSを大雑把にジャンル分けしてみるテストページです 出来るだけSS作者本人が自作品を各ジャンルに振り分けてくれると編集の負担が減って助かります ページ容量が増えたら新しいページを続き番号で作ります 《タグ:闘》 アクション・バトル:1 《タグ:笑》 ギャグ・コメディー:1 《タグ:恋》 ラブ・ロマンス:1 《タグ:旅》 旅情・日常:1 《タグ:恐》 サスペンス・ホラー:1 《タグ:記》 ドキュメント・サプリメント:1 《タグ:雑》 その他SS:1 《タグ:祭》 大ゲート祭関連作品保管庫 +... R18SS:1